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トヨタが1100億円出資、シンガポールの配車サービス大手と協業拡大
2018/06/19 15:59
東南アジアでのGrabレンタカーのコネクティッド化のほか、トヨタのモビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)上の車両データや運転挙動データを活用したサービスの拡大を進める。将来の新たなモビリティサービスやMaaS車両の開発についても検討を開始する。
両社は2017年8月に協業を開始。ドライバー向けレンタカーのデータをMSPFに蓄積するなどしてGrab向けサービスの開発を進めてきた。シンガポールではすでに、Grabレンタカー全車両に対し、走行データ連動型自動車保険を提供している。
トヨタによると、Grabは、東南アジア8か国217都市で、個人間のライドシェアやタクシー配車サービス、ドライバー向けレンタカーサービスなどを展開している。18年3月には、競合関係にあった米Uberから、東南アジア事業の譲渡を受けた。
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