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CAテクノロジーズが第2回「Built to Change Summit」、モダン・ソフトウェア・ファクトリを支えるソリューションも発表
2018/06/07 15:46
Built to Change Summitでは、毎年11月に開かれるCAの大型イベント「CA World」で紹介されたソリューションについて、より詳しい解説を行う。2017年に初開催し、今年が2回目の開催となる。
当日は、同社が提唱しているアイデアから製品化までの流れを高速化するソフト開発の考え方「モダン・ソフトウェア・ファクトリ」の中核を担う「DevOps」「DevSecOps」「アナリティクス」「アジャイル」の4つ分野のソリューションを、各コーナーに分かれてCAの各製品担当者やユーザー/パートナー企業担当者が解説した。
なかでも、DevSecOpsのコーナーでは、テスト段階でアプリケーションのぜい弱性を解析して検知する「CA Veracode」の検知力が強化した「CA Veracode SourceClear」を紹介。アジャイルのコーナーでは、IBMとパートナーシップを結び、メインフレーム上でソフトウェアを簡単に開発可能なエンタープライズDevOpsソリューション「CA Brightside」を含むメインフレームソフトウェアソリューションを、共同で提供していくことを明らかにした。さらに、新ソリューションとして、メインフレームのパフォーマンスを最適化するクラウドサービスの「CA Mainframe Resource Intelligence」など、今回のイベントに合わせてさまざまな発表を行った。
また、2016年11月に開始した新規事業育成プログラム「CA Accelerator」のアップデートについても説明。実際にその成果として、CA Acceleratorを通して事業化したwaffleとFreshTracksの創業者が登壇し、各々が提供するプロジェクト管理ツールとモニタリングツールを紹介した。
当日はこのほか、セキュリティとプライバシー、産業用小型ロボット、継続的なIoTシステムのデリバリに関するCAの調査結果の解説や、製品担当者らとメディアによるインタビューなどが行われた。オットー・バークスCTOはインタビューで、モダン・ソフトウェア・ファクトリについて「顧客からすばらしい反応を得ている」と、ビジネスが順調に推移しているとした。また、アイマン・サイードCPO(最高製品責任者)は、「顧客の急速なトランスフォーメーションに対し、ビジネスニーズを予見して今後もアップデートを続けていく」と、引き続きモダン・ソフトウェア・ファクトリを実現するソリューションを拡充していく意向を示した。
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