ニュース

米デルテクノロジーズ、「Dell Technologies World」を開幕

2018/05/01 16:54

【米ラスベガス発】米デルテクノロジーズ(マイケル・デル会長兼CEO)は、現地時間の4月30日から、米ネバダ州ラスベガスでプライベートイベント「Dell Technologies World」を開催した。5月3日までの4日間で1万4000人以上の参加を見込む。


「Dell Technologies World」が開催

 デルは例年、「Dell World」の名称でプライベートイベントを開催していたが、2016年9月にデルがEMCを買収。17年には「Dell EMC World」に名称を変更した。今年はDell、Dell EMCだけではなく、Pivotal、RSA、Secureworks、Virtustream、VMwareと米デルテクノロジーズのグループ会社7社の製品をまとめて紹介するため「Dell Technologies World」と名称を変えた。

 初日の基調講演でマイケル・デル会長兼CEOは、「今回初めてのDell Technologies Worldの開催となる。テクノロジー、専門性、製品だけではなく、人類の進化を推進するテクノロジー、よりよい未来のビジョンを共有したいと思っている」と抱負を語った。
 

基調講演を行うマイケル・デル会長兼CEO

 デル会長は、「ビジネスの成功の鍵はAIとIoTが握っている。そのため、今後AIを採用する企業が大幅に増えるだろう」と話す。AIが爆発的に増加することについて、AIの危険性について警告する流れもある。それに対して「AIは非常に強力」と影響力の大きさを認めた上で、「悪意を持ってAIを使う悪い人たちもいるだろうし、それにより悪いことが起こるかもしれない。しかし、それを防ぐのは私たちの仕事だ。私たちはそれらを止める方法を見つけなければならない」と話し、今後AIに注力していく方針を強調した。(BCN・山下彰子)
  • 1

関連記事

米デルテクノロジーズ Dell EMC World 2017 レポート 変革を“Realize”する製品群を披露

統合1年目は順調に推移 2年目は提案力の強化――Dell EMC

日本ヒューレット・パッカードとDell EMC オンプレが従量課金モデルで巻き返し  脱クラウドの新たな担い手として注目

Dell EMC最新フラッシュストレージ戦略――Dell EMC

Dell EMC 完全検証済みの構成を提供する「S2D Ready Nodes」

外部リンク

Dell EMC=https://www.dellemc.com/ja-jp/

【導入成功事例~文教編~】

授業効率と学生満足度を向上させたクリエイター向けPCとは?!

× こちらから>>