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脅威情報の連携で 侵入前提の対策を実現――キヤノンITS
2018/04/19 09:00
週刊BCN 2018年04月16日vol.1723掲載
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、足立正親社長)は、メールフィルタリングソリューション「GUARDIANWALL Mailファミリー」と、ウェブフィルタリングソリューション「GUARDIANWALL Webファミリー」の新バージョンの提供を4月20日に開始する。ITインフラセキュリティ事業部ゲートウェイセキュリティ企画本部企画部企画三課の小林順明主任は、「侵入前提の対策が必要」だと、最新版のコンセプトを説明。主な強化ポイントとして、「脅威情報連携機能」の搭載を挙げる。
具体的には、GUARDIANWALL Mailファミリーに、アンチウイルス/アンチスパム機能(オプション)を搭載した。エンジンにはCYREN社のものを採用。社外から受信するメールだけでなく、社外へ送信するメールにも有効で、無意識なスパムメールの拡散を防止する。
また、攻撃メールに含まれる危険なURLの情報をGUARDIANWALL Webファミリーに自動登録するなど、メールとウェブの連携を実現。また、トレンドマイクロのネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Inspector(DDI)」とも連携し、DDIが収集したURLをGUARDIANWALL Webファミリーに自動登録することも可能になった。登録されたURLはカテゴリ判定を行って制御することができる。
そのほか、GUARDIANWALL Mailファミリー/Webファミリーそれぞれで機能強化を実施している。(前田幸慧)
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