ニュース

デジタルチャイナ、2017年の売上高は前年比154%

2018/04/03 17:10

 中国IT大手の神州数碼集団(デジタルチャイナグループ)は3月28日、2017年通期の決算を発表した。売上高は前年比154%の622億1600万元(約1兆485億円)に伸びた。純利益は同179%の7億2300万元だった。

 17年から本格的に力を入れ始めたクラウドサービスが好調だったことが主な要因。クラウドサービスの売上高は2億200万元。利益率は33.3%で、従来のIT事業に比べて高い水準になっている。

 デジタルチャイナは17年、中国国内でクラウドサービスを提供する企業を買収するなどして、クラウドサービスの充実を図っていた。

 デジタルチャイナグループは公式ホームページで、今後も「積極的かつ精力的に、企業向けクラウドサービス戦略を推進する」とのコメントを発表した。
  • 1

関連記事

デジタルチャイナ集団 オラクルとの提携を強化 自社ブランドでDB一体型システム

デジタルチャイナ集団 事業再編後初の通期業績 国産製品の売上比率高まる

デジタルチャイナホールディングス 事業再編でインターネット企業へ転換合弁など新規事業への投資を強化