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エプソン、統合型会計専用システムの新モデル
2018/02/06 15:00
ネットワークモデルは、高負荷の処理でも安定した動作が可能なWindows Server 2016や、サーバー専用CPUであるクアッドコアプロセッサ「Intel Xeon E3-1230v6 3.50GHz」を採用し、会計業務を高速・安定的にサポートする。メモリは、8GBを標準搭載し、最大で32GBまで増設可能。また、高耐久性を実現した600GBの「SASハードディスク」を採用している。
2台のHDDにデータを同時に記録できるRAID1構成により、万が一、片方のHDDが故障した場合でも会計データを失うことがない。ホットプラグに対応しているため、稼働中に障害が発生した際には、簡単にハードディスクを交換することができる。バックアップ装置には、高速RDX(リムーバブルディスク)を採用し、上限400GBまでの会計データの保存が可能。会計データ量の増加など、顧客の業務環境変化や障害発生時にも業務を止めることなく柔軟に対応できる。
一方、スタンドアローンモデルは、Windows 10 Proの64bit版を採用することでパフォーマンスを引き上げ、よりスムーズな会計業務処理を実現する。CPUは、第7世代のIntel Core i7の高性能プロセッサを搭載。メモリは8GBを標準搭載し、最大16GBまで増設できるため、複数アプリケーションの同時起動時での安定動作が可能。ハードディスクは、高速・省電力を実現する256GBのSSDを2台使用したRAID1構成を採用。バックアップ装置には、Blu-rayドライブを搭載し、最大25GBまでデータを保存することができる。
税別価格は、MS9400が290万円から、MS5400が150万円。今後1年間で約1000台の販売を予定している。
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