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企業・公共・文教向け 製品戦略を説明――デジタルアーツ
2018/01/25 09:00
週刊BCN 2018年01月22日vol.1711掲載
デジタルアーツ(道具登志夫社長)は、昨年12月に開いた記者説明会において、今後の製品戦略を明らかにした。遠藤宗正・マーケティング部プロダクトマネージャーは、同社がターゲットとする市場を「企業」「公共」「文教」の3つに分け、各市場の課題と製品戦略を説明した。
遠藤宗正
マーケティング部
プロダクトマネージャー
また、企業で推し進められているテレワークに向けては、11月に販売を開始した「i-FILTERブラウザー&クラウド」のマルチアプリケーション対応型ウェブフィルタリング「MultiAgent for iOS」を訴求する。「iOS上で動作するすべてのアプリケーションのウェブ通信を制御でき、専用ブラウザー型と併用することで、別々のポリシーをかけて運用することも可能だ」と遠藤プロダクトマネージャーは話す。
公共向けの内部漏えい対策としては、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提案する。10月には「FinalCode 自治体限定版 for LGWANサービス」の提供を開始しており、サーバー構築不要などによる導入・運用の簡単さをアピールする。また、公共・文教市場に存在するWi-Fi、タブレット端末などのニーズに対しては、有害サイトへのアクセス規制に向け「i-FILTER」を展開していく方針を示した。(前田幸慧)
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