ニュース
日立システムズなど、マンホール遠隔監視でIoT向け通信規格の有用性を検証
2017/12/21 16:27
LTE-Mは、4G LTEネットワークを利用するセルラーLPWAのひとつで、3GPPリリース13にもとづくLTE標準規格。今回の実証実験は、今後水道事業体などで、設備保全や運用をより円滑に進めるための基盤としてLTE-Mが活用されていくことを見据え、技術の検証を目的に福島市水道局と4社で10月に行ったもの。基地局から2キロメートル以上離れた場所にある福島市市街地のマンホール内にLTE-M試験端末を取り付け、LTE-Mによるマンホール内の遠隔監視が可能であることを確認した。
この実証実験で、LTE-Mの有用性を確認できたことによって4社は、日立システムズとトミス、イートラストが10月に提供を開始した「マンホールの防犯・安全対策ソリューション」で、KDDIのLTE-Mの活用を目指していく考え。
- 1
関連記事
日立システムズ、ハイパーコンバージド・ソリューションの高性能モデル
日立システムズと日立プラントサービス、浄水場向け遠隔監視システムを開発