ニュース
新体制が本格始動――松下信息系統(上海)
2017/12/20 09:00
週刊BCN 2017年12月11日vol.1706掲載
同社はもともと三洋ITソリューションズの子会社だったが、三洋電機のパナソニックへの統合に伴い、2015年にパナソニック インフォメーションシステムズの完全子会社化となった。これを受けて、中国地域にある85社のパナソニックグループ会社のITサポートを担う中核会社として位置づけられ、今年8月に各社のIT組織をまとめる形で新体制をスタートさせた。現在の人員は約180人。本拠地の上海に加え、北京、大連、無錫、珠海にサービス拠点を構える。
丸山博儀
総経理
既存顧客には工場が多く、同社は製造業向けソリューションを得意領域としている。例えば、MES(製造設計システム)では、中国で独自開発したソリューションを保有する。17年からは、インフォテリアのEAI/ESB製品「ASTERIA WARP」も注力商材に位置づけており、10月にはアリババグループの「杭州雲栖大会」に初出展して、200人を超える中国企業に商材をアピールした。
今後の目標について、丸山総経理は、「事業規模を数倍に成長させるつもりで頑張りたい」と意欲を示している。
- 1