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グループ7社でIoT戦略に取り組む――Dell EMC
2017/11/24 09:00
週刊BCN 2017年11月20日vol.1703掲載
各社が、来年度に向けた新たな経営戦略、事業戦略を相次いで打ち出している。デルとEMCジャパンは、都内で「Tokyo Dell EMC Forum 2017」を開催。パートナーに向けてこれまでの取り組み、今後の事業戦略を発信した。
基調講演では、来日した米Dell EMCのハワード・エライアス・サービスおよびIT担当プレジデントが登壇し、デル・テクノロジーズグループ7社のテクノロジーを集結させたIoTプラットフォーム戦略「IQT」を展開すると話した。
米Dell EMC
ハワード・エライアス
サービスおよびIT担当プレジデント
デル
黒田晴彦
最高技術責任者(CTO)
具体的には、IoT部門を新設し、新部門の責任者としてVMwareのレイ・オファレル最高技術責任者(CTO)をつけ、デル・テクノロジーズ傘下にある各部門や子会社のIoT関連製品やサービスを統合するところから始める。また、世界各地に展開するIoT Labで、ワークショップやコンサルティングサービスを提供する。顧客が容易に導入できる総合的なIoTソリューションも用意する。
新たな事業に取り組み始めたデル・テクノロジーズ。この意欲を示すかのようにエライアス氏は、研究開発に「今後3年間で10億米ドル」という巨額な投資をすることを明らかにした。(山下彰子)
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