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上海でパートナー大会 中国・アジアのBPM市場でNo.1へ――NTTデータ イントラマート
2017/11/15 09:00
週刊BCN 2017年11月06日vol.1701掲載
イベントでは、冒頭に中山社長が講演。「intra-mart」のユーザー数が、日本を含むグローバル全体で5300社を突破した実績を紹介し、「労働生産性の向上を背景に、業務プロセス改革へのニーズが拡大している」とトレンドを解説した。
中山義人
社長
大利秀幸
グローバル本部
本部長
恩梯梯数据英特瑪軟件系統
(上海)総経理
また、大利本部長は「今年、大きな方針を決定した」と報告し、「徹底的に製品サービスをグローバル化させる」と意気込んだ。NTTデータ イントラマートは今年4月、グローバル事業の本部拠点を香港から豪州シドニーに移転。現地のNTTグループ企業であるNTT Data Figtree Systemsと提携し、同社内に「intra-mart Figtree Innovation Centre」を設け、地場企業に適したテンプレートやアプリケーションの開発を進めている。
NTT Data Figtree Systemsは、保険業などの金融機関に多くの顧客を抱えているため、まずは保険業務におけるライフサイクルをすべて網羅する業務テンプレートの準備を進めている。大利本部長は、「同様のモデルを各国の違う業界でも進めていきたい」と今後の構想を示した。
中国の状況については、恩梯梯数据英特瑪軟件系統(上海)の喬俊邦・事業総監が紹介。過去1年間の取り組みとして、業務ソリューションの創出や、パートナーサポート体系の構築、製品のローカル化推進に注力したことを報告した。
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