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<WEB連載 (3) CEATEC 2017で捉えるIoTの現在地>増え続けるウェアラブルデバイス、普及へのカギは?
2017/10/24 11:30
KTCと共同で提供する作業トレーサビリティシステム。ブースでは体験も可能だった
ブースでは京都機械工具(KTC、宇城邦英代表取締役社長)のデジタルトルクレンチと連動して展開する、ボルトやナットの締め忘れや締め過ぎ防止など、高レベルなトルク管理を実現する作業トレーサビリティシステムや、ゴビ(島田幸廣代表取締役)のウェアラブルRFIDリーダ「TECCO」と連携したピッキングミス防止システム、大成建設(村田誉之代表取締役社長)と展開する通常2人1組で行う建設工事の計測作業を1人で実施できる測量支援システムの計3つを紹介した。どれもすでに現場で導入済みで、実際に使用されているソリューションだという。
「ハード単体ではなく、活用したソリューションにどういったものがあり、いかに普及しているかをアピールしたかった」と今回のブースの意図を語るのは、ウエストユニティスで広報を担当している山脇昌氏。「InfoLinkerを発表して3年ほど。コンスタントに広がりつつあるが、もっと用途は広がっていくだろう。そのためには実際にどこで使われているのかがイメージしやすい、ソリューションの形で紹介しなければいけない。今回紹介した以外でも、いろいろな業界からお声掛けがある。ハードおよび基本的なソフトまでをウエストユニティスが開発し、パートナーとともにソリューションまで展開するという形を継続し、どんどんアプリケーションを増やしていきたい」と、目指す方向性を語った。(続く)
ブース自体もパートナーと共同展開だ。
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