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IBMと浪潮信息 中国にサーバー事業の合弁会社
2017/10/04 09:00
週刊BCN 2017年09月25日vol.1695掲載
新会社「浪潮商用機器」の資本金は10億元で、出資比率は浪潮信息が51%、IBM中国が49%。中国市場向けの「POWER」プロセッサ搭載サーバーを開発・生産・販売する。
IBMの狙いは、合弁会社を通じて「POWER」搭載サーバーを中国の“国産ブランド”として提供し、事業を拡大することだ。近年、中国の政府や金融機関では、“安全で自主制御が可能”とされる国産製品の導入が進められている。実際、ガートナーの調査によると、2017年上半期の中国サーバー市場で、シェア上位はファーウェイなど中国勢が占め、IBMは5位以下だ。地場大手の浪潮と手を組むことで、巻き返しを図る。(真鍋 武)
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