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上海で「DELL Technology Forum 2017」開催 中国市場はエコシステム構築に注力――デルテクノロジーズ
2017/09/27 09:00
週刊BCN 2017年09月18日vol.1694掲載
デルは昨年9月にEMCの買収を完了。両社グループのポートフォリオを融合し、デルテクノロジーズを親会社として、傘下にデル、Dell EMC、Pivotal、RSA、SecureWorks、バーチャストリーム、ヴイエムウェアを抱える巨大IT企業へと変貌を遂げた。同社は中国市場での関心も高く、会場の上海世博中心には、パートナーやユーザーなど約6000人が結集。イベントの様子はオンラインでもリアルタイム配信され、主催者情報によれば視聴数は70万を超えた。
黄陳宏
大中華区総裁
中国国内での取り組みについては、「AI、スマート製造、VR、ハイブリッドクラウドの各分野でエコシステムを構築しており、ユーザーのデジタル転換を牽引していく」と説明。同社は15年、中国に5年間で1250億米ドル以上を投資する「中国4.0」戦略を発表している。ハイブリッドクラウドの分野では、デル、ヴイエムウェア、Pivotalが、東軟集団(Neusoft)、有雲(UnitedStack)、星辰天合(XSKY)、英方(information2)、雲宏(WINHONG)、優特雲(yottacloud)、FIT2CLOUDといった中国ベンダーと共同で「未来就緒企業雲聯盟」を設立。AI分野では、中国科学院自動化研究所と共同で「人工知能与先進計算聯合実験室」を開設し、16年には企業向けディープラーニング応用サービスプラットフォーム「諸葛・深知」を打ち出している。
また、イベントでは、中国市場に投入するプレミアムビジネス向けノートPC「Latitude 7380」、27型液晶タブレット端末「Canvas 27」、第14世代PowerEdgeサーバー、オールフラッシュストレージ「VMAX 950F」などの新製品を披露。展示会場では、製品紹介を熱心に聞き入る参加者の姿がみられた。
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