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インテル、関西圏で宅内IoTプラットフォームの実証サービス
2017/08/30 16:02
今回の実証サービスでは、家庭内のさまざまなデバイスやセンサから収集したデータをもとに、パーソナライズしたモバイルヘルスケア、教育サービス、睡眠環境サービスなどを提供する予定。各サービスは、The Open Connectivity Foundation(OCF)のIoT標準規格に準拠するオープンなIoTデバイス間の接続環境のもと、個人情報データの優れた保護と秘匿性の確保を可能にする宅内IoTプラットフォームを通じて提供する。
サービス提供にあたっては、関西電力「はぴeみる電」会員から実証に参加する100世帯を募集。実証に参加する世帯にインテルAtomプロセッサ搭載のホームゲートウェイと、インテルQuarkプロセッサ搭載の環境センサを提供する。また、実証参加企業から、体組成計などを提供する。
インテルが提供する環境センサには、温度、湿度、照度、CO2、感震センサなどが内蔵されており、室内環境をリアルタイムに把握・分析することで、家庭での生活状況やニーズに合わせたタイムリーなサービスを提供する。ホームゲートウェイは、環境センサだけでなく、他社製のセンサやIoT機器にも接続可能で、ECHONET Liteもプラグインとしてサポートしているため、将来にわたるサービス拡張で機器や家電を追加した場合にも対応できる。
なお、実証サービスの提供会社と協力会社は、FiNC(モバイルヘルスケア・サービス)、エアウィーヴ(睡眠サポート)、アニモ(音声音響分析技術)、アップ(総合教育サービス)の予定。
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