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JSOL ビジネスのデジタル化にはSAP S/4HANAを提案
2017/06/29 09:00
週刊BCN 2017年06月26日vol.1683掲載
JSOL(前川雅俊社長)は、SAPのERPである「S/4HANA」ビジネスへの注力を鮮明にしている。金属加工機械メーカーのリーディングカンパニーであるアマダホールディングス向けに「S/4HANA Enterprise Management」を活用したグローバル経営基盤を提案し、昨年、これが本稼働を迎えた。今年3月には、同プロジェクトにより、SAPジャパンのパートナーアワードである「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2017」で、昨年本稼働したプロジェクトのうち、インパクト、クオリティなどの総合評価を競う「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞を受賞している。同社の増田裕一・執行役員製造ビジネス事業部長は、「日本市場では、S/4HANAの初の全面採用の案件であり、苦労はしたが、S/4HANAビジネスへの大きな手応えも得られた。従来型のERPとは一線を画し、さまざまなデータをリアルタイムでつないで活用できる、デジタルビジネスのコアを支える基盤として、ポテンシャルの高い商材であることを再確認した」としている。
増田裕一
執行役員製造ビジネス
事業部長
導入にあたっては、新製品の初期導入事例ということもあり、「SAPジャパンだけでなく、独SAP本社とも密に連携しながら、一つひとつ課題をつぶしていった」(増田執行役員)。結果的に、多様なデータをリアルタイムに活用でき、スピード経営につながるシステムに仕上げることにつながった。(本多和幸)
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