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インフォテリア、エッジコンピューティング用ミドルウェアを提供
2017/06/26 15:12
「Gravio」システム概要
同社はこれまでシステムとヒトをつなぐ技術「Handbook」、システムをつなぐ技術「ASTERIA WARP」、ヒトとモノをつなぐ技術「Platio」などを展開。それによって獲得した知識を生かし、システムとモノをつなぐ技術として、今回、Gravioを開発した。
Gravioは、IoTソリューションにおける分散したエリアでの効率的なデータ収集と活用をシンプルに実現するために開発したエッジコンピューティング用のミドルウェア。センサやデバイスからデータを取得する。取得したデータを演算し、クラウドにデータを送信したり、IoTデバイスへの下りの命令実行をしたり、メールやExcelなどでレポートを提出したりできる。なお、専用の制御プログラムが必要なIoTデバイスは、順次接続できるように機能を拡張していく。
同社は「使いやすいプラットホーム開発」を追求しており、多くの人が馴染みのある環境でIoT開発ができるよう、GravioはWindows 10環境で動作するほか、Bluetooth、Wi-Fi、COMなどの通信技術にも対応。直感的に使えるインターフェースデザインを採用した。
サービスメニューは、データを2種類まで収集できる「Gravio Basic」が無償、データを4種類まで収集できる「Gravio Standard」が月額税別4万円。12月にはクラウド上でも使える上位版「Gravio Premium」(月額15万円、もしくは年額150万円)、「Gravio Enterprise」(年額300万円)を提供する予定だ。
意気込みを語る平野社長
売り上げ目標について平野社長は、「3年以内に一ケタ億円の後半(5億~10億円)まで持っていきたい」と語った。
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