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COMPUTEX TAIPEI 2017の「Business Solutions」エリア、もうPOSの進化はあたりまえ
2017/05/31 17:21
台湾のPoslabは、POSシステム「EcoPlus」で世界の工業製品などを対象にすぐれたデザインを選定する「iFデザイン賞」を獲得したこともあるメーカーだ。EcoPlusはディスプレイだけだったが、今は「EcoPlus70」としてレシートを印刷するプリンタと一体型のモデルを提供。対象ユーザーにはショップが多いが、搭載するソフトウェアが他社製で、いくつかパートナーシップを組んでソリューションで提供していることから、工場の生産管理など、最近では用途が広がっている。日本では、名古屋が本社のPOSメーカー、エフケイシステムと組んでビジネスの拡大に取り組んでいる。
Poslabの主力製品「EcoPlus70」
また、このエリアで最も大きなブースを構えていたのが台湾FLYTECHで、グループ会社のPoindus Systemsがオールインワン、iRuggy Systemsがタブレット端末、iSAPPOS SystemsがiPadと、それぞれ得意のデバイスを使ったPOSを出展。このほか、ACLASがセルフレジを展示していたり、POSIFLEXがブースをファストフードに見立て展開していたりと、ハードウェアが強いといわれる台湾メーカーが力を発揮している姿を垣間見ることができた。(佐相彰彦)
FLYTECHはブース内でグループ会社が出展
ACLASはセルフレジを披露
POSIFLEXのブースはファストフードをイメージ
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外部リンク
Poslab=http://www.poslab.com.tw/
FLYTECH=http://www.flytech.com/