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cloudpackとインフォテリア、IoT分野で協業
2017/05/10 16:37
インフォテリアは今年2月から、「IoT/M2P(Machine to Person:人と機械の連携)」のコンセプトを実現する製品としてIoT機器との接続が可能なモバイルクラウド基盤「Platio」を提供している。Platioを使うことで、施設や設備の保守管理現場、製造現場、介護現場などのスタッフが、モバイル端末で情報を閲覧したり、IoT機器による自動入力によって支援された業務報告や点検報告などを実施するアプリで手軽に構築することができる。しかし、Platioだけでは遠隔地にある情報を取得することはできなかった。
一方、cloudpackでは、SORACOMを活用するIoT/M2M機器に最適なAWS環境を構築するサービス「IoTpack」を提供している。IoT/M2M機器からのデータをAWSクラウド上に保管するため、ビッグデータ解析をはじめとするAWS各種サービスと容易に連携することができる。
今回の協業では、IoTpackで構築されたIoT/M2M基盤とPlatioによるモバイルクラウド基盤をWeb APIを使用して連携する。これにより、遠隔地にあるIoT/M2M機器からクラウドへのデータ収集、現場スタッフのモバイル端末によるデータ閲覧や現場のIoT機器を活用したスマートな報告業務などが可能となる。
なお、cloudpackとインフォテリアは、今回の協業内容を具体的にイメージできるよう、IoTpackとPlatioを連携したデモンストレーションを「2017 Japan IT Week『IoT/M2M展』」(5月10日-12日、東京ビッグサイト)のcloudpackブースで展示する。
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