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OSK、コクヨとリコーとの新たなコラボレーションを開始
2017/04/21 14:32
今回のコラボレーションは、コクヨ(黒田英邦社長)が2014年9月から販売しているデジタルノート「CamiApp S」のデータを業務システムに取り込む仕組みとして、リコー(山下良則社長)製複合機を利用する新サービス「CamiApp for RICOH」を4月17日から提供することに伴うもの。作成されたデータの取り込み・保管・検索を容易にするシステムとして、SMILE BS2 CRM QCを活用したコラボレーションとして提案する。
具体的には、CamiApp for RICOHでは、CamiApp Sとリコー製複合機をBluetoothで直接接続することにより、データの業務システムへのアップロードが行える。現場では、担当者がCamiApp Sの紙帳票に手書きするという従来のやり方を変えずに、事務所に戻ってきたタイミングで複合機にかざせば、データを業務システムに取り込むことができる。これによって、紙帳票を見ながらパソコンで入力し直す重複作業が必要なくなり、アナログ業務を簡単に効率化できる。
なお、同サービスは、リコー製複合機との連携ソフトウェアの開発・販売を支援する「Ricoh Developer Program」を活用し、コクヨがリコーの技術協力のもとで開発・提供している。顧客は、複合機のパネルから「RICOH アプリケーションサイト for MultiLink-Panel」に接続し、アプリケーションを顧客自身で複合機に簡単にインストールすることが可能。同アプリケーションのなかで、事業所に設置してある複合機は、コピーやプリントの機能だけでなく、企業内ネットワークの入り口として、外部機器と社内ネットワークをつなぐ中継機としての役割を担う。
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外部リンク
「SMILE BS CRM QuickCreator」=http://www.kk-osk.co.jp/products/smile_bs/crm/index.html