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A10ネットワークス 新パートナープログラムでソリューション提案を強化 初年度1億円を目指す
2017/04/19 09:00
週刊BCN 2017年04月10日vol.1673掲載
高木真吾
ビジネス開発本部
本部長兼
エヴァンジェリスト
ビジネス開発本部の高木真吾本部長兼エヴァンジェリストは、「これまではADC、CGNの二本柱だったが、14年からTPS(大規模DDoS対策)、SSLインサイト(SSL通信可視化)、CFW(ハイパフォーマンスセキュリティプラットフォーム)と製品が増え、また顧客ニーズが多様化してきた」と説明。ソリューションの多角化をはじめ、顧客ニーズの多様化、専門化に対応するため、新パートナー制度を導入した。広く、浅く提案するのではなく、より深く提案できるよう、「一つのソリューションに対し詳しいパートナーを1社選定」(高木本部長)するという。
パートナーには販売戦略や専任スタッフの人数などビジネスプランを提示してもらい、選定する。「(ソリューションに)詳しいだけではなく、積極的に販売する姿勢をみせるパートナーを選びたい」(高木本部長)といい、認定された場合は、A10のLabにおける新機能の検証、ならびにA10技術部門の知見の提供、仮想アプライアンス「vThunder」の無制限での提供、ソリューションスペシャリストSEの認定および教育、各種マーケティング支援など、厚いサポートを受けることができる。
第一弾として、クラウドプロキシのソリューションパートナーとして「Cloud Proxy Solution Partner」を募り、富士通ネットワークソリューションズ(FNETS)を認定した。
また、第二弾として「Secure Gateway Partner」を4月10日まで募集する。年内はこの二つのパートナープログラムをしっかりと立ち上げ、初年度で1億円の売り上げを目指す。順次、市場での需要が高く、差異化が図れる技術力が必要なソリューションの新たなパートナープログラムを立ち上げるとともに、Cloud Proxy Solution Partner、Secure Gateway Partnerを横展開させる方針だ。(山下彰子)
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