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日立システムズ、IoT機器へのサイバー攻撃を検知するサービス
2017/03/30 12:48
新サービスは、IoT機器の製造段階に搭載するセキュリティソフトと、同ソフトが検知したサイバー攻撃を遠隔監視するサービスで構成される。ソフトはIoT機器本来の動作に影響を与えないように独自開発したもので、6月から主にIoT機器メーカー向けに提供する予定。このサービスにより、IoT機器の利用者はサイバー攻撃を早期に検知し、対処することが可能になる。
具体的には、各IoT機器とインターネットとの中継を行うIoTゲートウェイに、独自開発のソフトをあらかじめ組み込んでおき、同ソフトが検知したサイバー攻撃を、日立システムズのセキュリティオペレーションセンター(SHIELD SOC)に知らせることで、セキュリティリスクを把握し、早期に対処できる仕組み。このソフトは、日立システムズと、グループ会社のセキュアブレイン(新保勲社長兼CEO)が、IoT機器に対するサイバー攻撃の手法や傾向を分析して開発した。
日立システムズでは、新サービスを自社のIoT/M2M事業で活用するとともに、IoT機器、IoTゲートウェイを開発するメーカーに提供し、2019年までに10万台のIoT機器・IoTゲートウェイへの導入を目指す。
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