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富士通と上海儀電 戦略提携協議の調印式を開催 日本から田中社長が出席
2017/03/01 09:00
週刊BCN 2017年02月20日vol.1666掲載

富士通
田中達也
社長
富士通にとって、今回の戦略提携は、地場企業の開拓を進めるうえで大きな意義をもつ。田中社長が式典に出席したのはそのためだ。同氏は過去に中国に駐在した経験をもつが、昨年6月に本社社長に就任してから、中国の公開イベントに顔をみせたのは今回が初となる。
上海儀電(集団)は、上海市国有資産監督管理委員会が管轄する国有大手の企業グループ。約180社の関連企業、約1万8000人の従業員を抱え、中国国内で大きな影響力をもつ。加えて、今回のプロジェクトは、中国工業情報化部(工信部)の評議で2016年の「スマート製造モデルプロジェクト」に選定されている。富士通は、従来以上に中国企業向けの販売活動を円滑に進められることになる。
式典で講演した田中社長は、「本日をもって、両社の協業関係は、新たなステージに向けて大きな一歩を踏み出すことになる」と説明。「お互いの強みを生かしてさらなる産業の発展を目指し、プラットフォーム構築、コンサルティング、システムインテグレーションなどのトータルサービスをお客様に提供していきたい」と意欲を示した。
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