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FINOLABがリニューアル 日本のFinTechの聖地になるか みずほフィナンシャルグループがラボ設置
2017/02/22 09:00
週刊BCN 2017年02月13日vol.1665掲載
FINOLABは、スタートアップ会員と企業会員で構成される。リニューアル時点で、スタートアップ会員は32社、企業会員は5社という状況。スタートアップ会員は、急成長を遂げてFINOLABを卒業する企業もすでに出始めているため、2016年2月の発足以降、入居企業の入れ替わりも起こっている。一方、企業会員には、みずほフィナンシャルグループ、農林中央金庫、静岡銀行、全日空商事、富士通が名を連ねている。企業会員プログラムの刷新により、プロジェクト会員、ベンチャーキャピタル/アクセラレーター会員などのメニューを新たに設け、企業会員側がオープンAPIをスタートアップ会員に提供したり、新規事業創出コンソーシアムを立ち上げるなどの活動を展開していく。その先駆けとして、まずはみずほフィナンシャルグループがFINOLAB内にラボ施設を設置する。同行のOpen Bank APIの開発環境を提供し、オープンイノベーションを促していく。
また、シドニーのStone & Chalk、香港のSuper Charger、韓国のDream Plus 63、ラトビア投資開発庁という世界4か所の海外FinTechインキュベータ/アクセラレータとパートナーシップを結び、会員のグローバルでのビジネス展開なども支援していく方針だ。

三菱地所
湯浅哲生
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