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エコー・システム 弁当注文やタクシー配車で案件増 アプリ受託開発からクラウド主体へユーザーの声を取り込みサービス化
2017/02/01 09:00
週刊BCN 2017年01月23日vol.1662掲載
同社が昨年開発したお弁当EDIシステム「お弁当たのみませんか~?」は、基幹システムを手がけている西日本地区で毎日200食ほどのお弁当を注文する某社から依頼を受け開発。その会社は従来、総務部門が各部門から午前中に取りまとめ給食業者に発注していた。この繁雑な作業を効率化するシステム開発の依頼を受けエコー・システムがウェブアプリを開発した。価格は利用者数に応じ月額5000円から1万円。
代表取締役
また、同じく既存の顧客からの注文で開発したスマートフォンを活用したタクシー配車システムを汎用アプリ「Smart to TAXI」として横展開を開始している。2016年5月に現行のアナログ無線が使用できなくなり、デジタル無線導入のコスト増に悩むタクシー会社に展開する。Smart to TAXIは、スマートフォンにタクシーのメーターと連動するアプリを搭載し、スマートフォンに基地局の配車システムの情報を届けることが可能だ。ドライバーはメーター操作と同じ要領で配車指示の情報が得られる。基地局の配車担当はGPSで顧客の近くにいるタクシーに配車指示ができる。
宇郷社長は、「当社は全国に8拠点の事業所を構える。各地区で得た顧客の要望を踏まえ、独自のクラウドサービス用のアプリを開発している。利益率を拡大するうえで、アプリ販売の比率を高めていく」と話している。(谷畑良胤)
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