ニュース
米シトリックスの「Citrix Summit 2017」、Life is Goodのジェイコブス社長が講演
2017/01/12 11:17
Life is Goodのバート・ジェイコブス社長
Life is Goodは、Tシャツをつくったのが発端となって、ジェイコブス氏と弟の二人で設立。米国のボストンで生まれ、今では人気のファッションブランドとなった。実際、設立から6年後の2000年に300万ドルのビジネスに成長。15年には、1億ドル規模にまで事業が拡大している。
Life is Goodの売り上げの推移
ビジネスが成長した大きな要因は「楽観主義」であることだ。ジェイコブス社長は、「人生は悲観的になるか楽観的になるかで大きく変わる。楽観主義はチャンスをみることになる」としている。
一人が義足、もう一人が目の見えない双子から手紙をもらったことがきっかけで、寄付を集めるために「パンプキン・フェスティバル」を主催し、そのイベントが今は大規模なイベントになっていたり、「キッズファンデーション」と称してLife is Goodの売り上げの10%を寄付したりと、不公平な困難を背負った子どもたちを助ける取り組みを進めている。ジェイコブス社長は、「今までハッピーだった理由、今後どうハッピーになるかを考えることが重要」と訴えて、目的のあるビジネスや取り組みが社会に影響を与えることを示唆した。(佐相彰彦)
- 1
関連記事
米シトリックス、「Citrix Summit 2017」に約4000人のパートナーが集結
「Citrix Summit 2017」でタタリノフCEOが登壇、キーワードは「Winning Together」
米シトリックス、「Citrix Summit 2017」で新製品や新機能を披露、「Citrix Can」がカギ