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インテグレータ目線で語る「AWS re:Invent 2016」
2016/12/26 22:02
AWS re:Invent 2016の概要を語る執行役員の後藤和貴氏
イベントでは新たに24の新サービスが発表されたが、その中でも注目サービスとしてAmazon S3 内においたデータのインタラクティブな検索が可能な「Amazon Athena」、接続されたデバイスでローカルのコンピューティング、メッセージング、およびデータキャッシュを安全に実行できるようにするソフトウェアとなる「AWS Greengrass」、音声やテキストを使用した会話型インターフェースをさまざまなアプリケーションに構築し、チャットボットをすばやく簡単に開発することが可能となる「Amazon Lex」、アプリケーションパフォーマンス監視、デバッグ支援ツールの「AWS X-Ray」、ジョブ定義することによって分散バッチ処理を自動的に実行する「AWS Batch」、ソースコードのコンパイル、テストの実行、すぐにデプロイできるソフトウェアパッケージの生成を行う「AWS CodeBuild」の6種類を紹介。それぞれのサービスの概要と、予想される今後の展開などについて説明した。
Amazon Athena
AWS Greengrass
Amazon Lex
AWS X-Ray
AWS Batch
AWS CodeBuild
6サービスの説明を終えたうえでアイレット執行役員の後藤和貴エバンジェリストは「大爆発する、グッとくる発表はなかったものの、あらゆる種類の業務がAWSに乗るとイメージできた」と、昨今クラウドというテーマで話題に上がることが増えてきた「マイグレーション後」を想起させる発表となっていたとイベント全体を総括。加えて「あくまで私見だが、『競合対策』の視点が随所に意識されていたのでは」と、現在世界で55社、日本では7社となっているAWSのプレミアコンサルティングパートナーとして、AWSが見据えているであろう構想を語った。(藤代格)
アイレットから見たAWS re:Invent 2016の全体のまとめ
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