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大塚商会、大阪市内に大型物流センターを開設

2016/07/08 19:15

 大塚商会(大塚裕司社長)は7月7日、大阪市西淀川区中島に物流センター「西日本物流センター」を8月に開設すると発表した。

 新センターは、関西圏の顧客からの受注量拡大に対応するために、既設物流拠点と点在していた保管倉庫を集約し拡充するとともに、パーツセンター・キッティングセンターを取り込み、サービス機能面も充実して開設する。これにより、オフィスサプライ通販事業「たのめーる」の関西圏での地域密着型サービスの拡充と、IT機器関連商材の西日本エリアのハブ機能を備え、顧客への円滑な商品供給の向上を目指していく。

 倉庫内の全照明に同社取り扱いのLED照明を約4200個採用、大幅な省エネを実現する。年間で約45万kWh、CO2換算で約230トンの削減効果を見込んでいる。さらに、建物の耐震構造やネットワークの二重化など最新のBCP機能も備え、人と商品そして環境にやさしい物流センターとして稼働する。

 場所は、物流拠点として最も重要とされる輸送導線を最優先に、阪神高速湾岸線中島出入口からほど近く、関西の大動脈である国道43号線から大阪市内への主要道路近くに位置しており、関西屈指の流通拠点となる。

 館内には、最新の商品搬送設備(全長3600m)を導入、さらに高さ調節機能付き自動梱包機やシャトルラック(高能力荷揃え装置システム)の導入により省人化や出荷スピードの向上を実現。入庫作業については、各商品保管棚付近まで商品を搬送するコンベアラインを設置し、スピーディに入庫作業を行い、注文に即応できる体制を構築している。最新のピッキング方式の導入により、従来に比べて作業者のスキルに頼ることのない作業環境を実現、作業効率を大幅に向上した。
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大塚商会=https://www.otsuka-shokai.co.jp/