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クラウドサービス推進機構 活動開始から3年 みえてきた「良質なクラウド」 第3回認定プログラムの公募開始
2016/07/07 19:15
週刊BCN 2016年07月04日vol.1635掲載
クラウドサービス推進機構
理事長
また、IT活用に積極的な中小企業でも、「3年前はまだ、クラウドサービスは危ないという認識が中小企業にあった。提供側にもクラウドのメリットを生かしていない“まゆつば”もののサービスがあったのも事実」と松島理事長は当時を振り返る。
そこでクラウドサービス推進機構は、中小企業に最適なクラウドサービスを認定することで、導入の判断をしやすくすることを目的に「クラウドサービス認定プログラム」を2014年に開始した。過去2回の審査で、合計14のサービスを認定している。
「認定プログラムを実施してわかったのは、小さなサービスがたくさんあるということ。それらは単体では弱いかもしれないが、サービス同士を組み合わせることで、強いサービスとなる。それをサポートすることでオープンイノベーション的な動きを促していきたい。これは、ユーザーにも提供側にもメリットとなる」(松島理事長)。そこで同機構では、認定サービス各社によるセミナーの実施などを計画している。
クラウドサービス認定プログラムは年に1回実施していて、3回目の公募が始まった。応募期間は6月1日~7月末日で、審査発表は10月末日を予定している。(畔上文昭)
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