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ヤマハ中国法人 中国向けルータの新製品を発表 初年度1000台の販売目指す
2016/06/23 19:12
週刊BCN 2016年06月20日vol.1633掲載
「RTX820」は、日本で販売しているファイアウォール製品「FWX120」の機能をベースに、中国市場向けルータ「RTX800」の後継機として開発した。スループット値は最大1Gbit/s、VPNスループット(AES)値は最大200Mbit/sを実現。中国語GUIを搭載し、セキュリティ・ルータ・管理の各機能を設定できる。ルータ上でLuaスクリプトを実行して、自動設定の変更やメール通知などをプログラミングすることも可能。さらに、ヤマハ製スイッチなどのネットワーク機器と連携させて、接続構成や各ポートの状態をGUI上に表示したり、スイッチの設定をルータから管理したりできる機能も搭載した。
網絡会議企画室室長
価格は税込で3500~4000元の見込み。シスコシステムズなどの競合製品よりも安価に抑える。発売を記念して、割引などの販促キャンペーンの実施も検討している。雅馬哈楽器音響(中国)投資では、新製品で日系のみならず中国の地場SIerを開拓し、ローカルビジネスを強化する考えだ。
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