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キッセイコムテック iPad見積もりシステムの拡販に注力 葬祭業界を足がかりに複数業種に水平展開
2016/04/14 19:11
週刊BCN 2016年04月11日vol.1624掲載
マネジャー
開発にあたっては、ユーザビリティに徹底してこだわったという。わかりやすくシンプルなUIを意識したほか、「葬祭業でも、各社ごとに見積もりのフォーマットは違う」(山田マネジャー)ため、見積もりの入力画面は、導入先の企業が自社の業務に応じて簡単にカスタマイズできるようにしているという。Excelで見積もりフォームを作成してそのまま登録して使うことも可能だ。
ラインアップは、オンプレミスのパッケージ版が先行していたが、クラウド版の提供も開始する。クラウド版は、より小規模なユーザーにも気軽に使ってもらえる料金体系を意識している。
開発の経緯を踏まえても、葬祭業のニーズは高いと見込んでいるため、まずは同業界での拡販を目指す。ただし、システムソリューション事業部ソリューション営業部の西弘之氏は、「順次、他の業界向けにも、業界特化の機能を付加した製品をリリースする」としており、RAXIS事業の加速度的な成長を目指す意向だ。また、そうしたバーチカルな市場に強みをもつ販売パートナーの獲得も随時進めていく。(本多和幸)
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