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レノボ ソフトウェア定義型DCへ 製品戦略をコンプリート ジュニパーネットワークスと業務提携
2016/04/07 19:11
週刊BCN 2016年04月04日vol.1623掲載
カムラン・アミーニ
GM、Server Business Unit
Enterprise Business Group
パブリッククラウドは、柔軟性と俊敏性の高さにより、IT調達のあり方を大きく変えた。なかでも変化の激しいビジネス環境では、パブリッククラウドの活用が有効とされる。ただ、オンプレミス環境に対するニーズも根強い。アミーニGMは、「なんでもパブリッククラウドとはならない。ユーザー企業は最適な環境を賢く選択している」と米国でのユーザー動向を語る。
そのため、ユーザー企業はオンプレミス環境においても、パブリッククラウドと同等の柔軟性や俊敏性の高さを求めている。
ミッションクリティカルなシステムが求める環境においても、柔軟にスケールできるのが、コンバージドインフラストラクチャ製品とハイパーコンバージドインフラストラクチャ製品である。コンバージドインフラストラクチャは、プライベートクラウドやサーバー仮想化に必要な環境をパッケージ化し、DC内への展開を容易にしている。また、ハイパーコンバージドインフラストラクチャでは、さらにストレージを加えてパッケージ化されている。
「クラウドの進化のスピードは速いが、企業のDCもまた変貌している。SDDCは、拡張性と柔軟性をもたらすこれらのメリットは現在のDCにおいて意味のあることだが、将来のDCにとっても意味がある」と、アミーニGMはSDDCの将来性を主張する。米金融機関のビジネスニーズを考慮しても、SDDCの方向は間違っていないとしている。(畔上文昭)
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