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日本ヒューレット・パッカード 分社後初の国内プライベートイベント 新生HPEの方向性を示す
2016/04/07 19:11
週刊BCN 2016年04月04日vol.1623掲載
社長
急速にデジタル化が進むなかで、これからは「今までにない商品・サービスを誰よりも早く立ち上げ収益化する」ことがビジネスの明暗を分けると強調。米Uberや米Airbnbなどを例に挙げ、これらの企業がIT戦略をベースとした新たなビジネスモデルでグローバルに事業を展開していることに言及したうえで、「それを実現するものがITであり、IT戦略は、ビジネス戦略そのものといえる。これがHPEの掲げる“New Style of Business”だ」と力説。しかし、考慮すべき課題が多数存在するといい、「カギとなるのはセキュリティ、ビッグデータ、インフラ、モバイルの四つの領域。これらは企業の戦略に非常によく絡み、ここにソリューションを展開することでユーザーのNew Style of Businessを支援していく」と、新生HPEの戦略を説明。「新生HPEはさらに新しいテクノロジーを開発し、革新的な製品・ソリューションで、顧客のビジネスと未来を加速させていく」と参加者に力強く語った。
吉田社長に続いては、エバンジェリストセッションとして、日本ヒューレット・パッカードの4人のエバンジェリストとファシリテータを務めた日経BPの桔梗原富夫氏が基調講演。「未来を加速するために求められる“変革”とは?」をテーマに、「アイデア・エコノミー」「オープンソーステクノロジー」「インダストリー」「サステナビリティ」の四つの点を提示。それぞれにおけるHPEの取り組みを紹介した。
基調講演最後のパートでは、インテルの江田麻季子社長が登壇。「スマートに接続された世界をさらに変革」と題して講演した。午後からはランチセッションのほか、分科会として多数のセミナーを実施。イベントには大勢の参加者が訪れ、盛況を博していた。(前田幸慧)
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