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アイザック・マーケティング 中国で業務管理システムを販売
2016/04/07 19:11
週刊BCN 2016年04月04日vol.1623掲載
代表取締役
背景にあるのは、中国独特の事情だ。日本企業の中国現地法人は、規模が小さく人員が限られていて、情報システム担当者を抱えていないケースが多い。そのため、データがデジタル化されておらず、一元管理できていない企業が相当数ある。
また、中国の商慣習も課題となっている。発票主義とされる中国では、管理会計の考えが浸透しておらず、工商局に登録した損益計算書などでは、経営の実態を把握しづらいという事情がある。こうした現状からCDS Chinaは、データ収集の段階から支援するために、これまで個別オーダーメイド型で業務管理システムを提供してきた。ある程度の実績・ノウハウが蓄積されたため、今回、日系企業に必要な機能を抽出した業務管理システムをモジュール化した。
CDS Chinaでは、業務管理システムの提供を通じて、顧客のデータ整備基盤を構築し、得意分野とするデータ解析の案件獲得につなげたい考えだ。(真鍋 武)
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