ウインマジック・ジャパン（ウインマジック、石山勉カントリーマネージャー）は3月4日、IaaS上で稼働する仮想マシンを暗号化するセキュリティソフトウェア「SecureDoc CloudVM」を発表した。

　SecureDoc CloudVMは、仮想環境に保存されている重要資産の保護に対する懸念の高まりに対応した企業向け暗号化ソリューション。アプリケーションアウェアのインテリジェントなカギ管理を通じて、パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウド環境で稼働するWindowsベースのプラットフォームをサポートする。

　カギ管理機能では、どの部分がどのように暗号化されているかを一目瞭然で把握することが可能。エンドポイント、ファイルサーバー、仮想サーバー、企業内ファイルの同期/共有（EFSS）ソリューション、IoT（Internet of Things）のインスタンスを含む、広範なレイヤにわたるカギ管理システムを制御することで、仮想環境での可視性を高め、データセキュリティを強化する。また、仮想化されたワークロードに対する独自のカギ管理とポリシー管理により、複数の暗号化レイヤの保護と関連カギや証明書の管理に関わる問題を軽減する。

　SecureDoc CloudVMは、現在ベータ版が利用可能で、完全リリース版の発表は今年春を予定している。