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双日システムズ、メンバーズの業務端末に「ThinBoot PLUS」を納入
2016/03/03 19:11
双日システムズ(南部匠社長)は3月3日、メンバーズ(剣持忠社長)の業務端末として、セキュアシンクライアントソリューションThinBoot PLUSを納入し、確実な情報セキュリティ対策と社内ユーザーの快適な業務環境の両立を短期間・ローコストで実現したと発表した。
メンバーズは、「“MEMBERSHIP”でマーケティングを変え、心豊かな社会を創る」という経営理念のもと、ソーシャルメディア、オウンドメディアの構築・運用など、より顧客のニーズに踏み込んだ立ち位置でさまざまなマーケティング支援サービスを展開している。膨大な顧客データを扱う同社は、常に情報セキュリティの強化に注力しており、PCを持ち出す際は厳格なルールにもとづき運用してきた。しかし、ビジネスの拡大にともない営業担当者の外出が増加したため、14年に全業務端末のセキュリティ強化に向けた取り組みを開始した。
同社では、VDI(仮想デスクトップ)を含む多くのシンクライアント製品を評価したが、検証段階でさまざまな技術的な問題が生じたほか、VDIは膨大な初期投資と期間が必要となることから、いずれの製品も導入には至らなかったという。そのなかで、ThinBoot PLUSを評価した結果、既存のIT資産を最大限に生かしながらVDIと同等のセキュリティレベルが維持できることから、現実的な選択肢として採用を決定した。
まず、15年9月に初期フェーズとして30台を導入し、経営陣やマネジメント層を中心に日常業務での活用を開始している。今後は、顧客企業と一体となったマーケティング支援ビジネスでさらなる成長を目指し、すべての持ち出し用業務端末へのThinBoot PLUS導入を視野にセキュリティ強化を進めていく予定。
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