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マイクロソフト 札幌の外国人観光客をICTで「おもてなし」 総務省の実証実験を受託
2016/02/04 19:08
週刊BCN 2016年02月01日vol.1614掲載
同事業は、総務省の「平成27年度オープンデータ・ビッグデータ利活用推進事業」の一つ。札幌市の全面協力の下、「FISジャンプワールドカップ2016札幌大会」「さっぽろ雪まつり」の来場者にオープンデータ(観光・施設情報、スポーツ情報、公共交通情報など)を活用するスマートフォン向けアプリを提供する。アプリの開発では、ハッカソンなどを実施し、アイデアを募った。
実証実験は3月末までで、予算は約4000万円とのこと。その後については、マイクロソフトの光延裕司・業務執行役員パブリックセクター統括本部官公庁事業本部長によると「スタート時にはオープンデータのクレンジングに多くの予算を必要としたが、今後は数百万円程度で運用できると見込めることから、札幌市は同事業の継続を検討している」という。今回の実証実験が有効となれば、2020年の東京五輪での活用も期待される。(畔上文昭)
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