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NEC、カンボジアの医療施設向け多言語対応クラウド型問診サービスを受注
2016/02/04 19:08
SJHは、KNI理事長の北原茂実氏が推進する日本の医療を輸出産業に育てる取り組みと、日本政府が推進する日本医療の国際展開の一つとして位置づけられている。また、SJHは日揮、産業革新機構、KMSIの3社が出資する現地法人Sunrise Healthcare Service(SHS)により首都プノンペンに設立し、救命救急センターを中心に脳神経外科や健康診断などの日本式医療サービスを提供する予定となっている。
今回NECが受注した多言語対応クラウド型問診サービスは、日本語、英語、カンボジアの公用語であるクメール語に対応し、患者の自覚症状や生活歴、既往歴などの問診情報をタブレット端末を用いて、患者または看護師などから正確に漏れなく収集するためのもの。さらに、収集した問診情報を分析し、この後に行うべき処置や検査の候補を表示して、医師の所見入力をサポートするなど、適切な診断を支援する。
NECでは、社会ソリューション事業に注力するなか、ヘルスケア領域を強化しており、今回のサービス提供もその一環となる。この取り組みを積極的に推進することで、安全・安心な社会の創出に貢献していく方針。
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