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GMOインターネットとテックビューロが業務提携
2016/02/02 19:08
テックビューロが提供する「mijin」は、企業内や企業間で利用できるプライベートP2Pネットワークをクラウド上や自社データセンター内に構築できるプラットフォーム。ブロックチェーン技術によって構築したP2Pネットワークは、データベースがキャパシティを超えた際にもシステムが停止しない“ゼロダウンタイム環境”を、運用コストを削減しながらも実現できるとして、金融サービスにとどまらずさまざまな分野での活用が期待されている。
一方、GMOインターネットでは、1800タイトル超の運用実績をもつゲーム・アプリ専用クラウドサービス「GMOアプリクラウド」を提供しており、ゲーム・アプリ開発者の多様なニーズに応じてサービスの充実を図っている。
こうしたなか、GMOインターネットは、予測を上回るトラフィック量による高負荷があった場合でも、ブロックチェーン技術をゲーム向けクラウドサービスに応用することで、ダウン(停止)しないゲーム環境を安価に提供できるとして注目していた。また、テックビューロでも、さまざまな業界の企業とブロックチェーン技術の実証実験や共同開発を進めている。
そこで両社は、安価なゼロダウンタイム環境をゲーム向けのクラウドサービスで実現するべく、ブロックチェーン技術を応用したゲーム用バックエンドエンジンを共同開発することとした。
今回の共同開発にあたっては、テックビューロの「mijin」をベースに、GMOインターネットが管理機能やアプリ用のSDKを開発することで、PaaS型バックエンドエンジンの商品化を進めていく。同サービスの完成後は、「GMOアプリクラウド」の新サービスとして、今秋に販売を開始する予定。
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外部リンク
GMOインターネット=https://www.gmo.jp/