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日立、NX NetMonitorとFireEye NXを連携した標的型攻撃対策ソリューション
2016/01/22 19:07
日立のNX NetMonitorは、各端末に専用ソフトをインストールせずに、ネットワークに専用監視装置を設置するだけで、検知した不正PC・スマートデバイスを、自動的に強制排除やアクセス制御するシステム。一方、米ファイア・アイのFireEye NXは、独自に収集した脅威情報を専用クラウドを介して世界規模で共有・配信し、標的型サイバー攻撃などの重大なサイバー攻撃を検知する製品。今回、日立では、NX NetMonitorとFireEye NXを組み合わせることで、高いセキュリティ環境を実現する標的型サイバー攻撃対策ソリューションを提供する。
具体的には、ネットワーク上の通信を監視しているFireEye NXがマルウェアを検出すると、NX NetMonitorがその情報をもとにマルウェア感染した端末をネットワークから自動的に強制排除し、感染拡大による2次的被害や情報漏えいを防止する。また、NX NetMonitorの独自機能により感染端末を隔離しつつ、検疫サーバーや解析サーバーだけに通信を誘導し、自動的に感染端末の検疫や解析をすることで、セキュリティ対策の運用性を向上することができる。
なお、JP1の統合管理製品「JP1/Integrated Management」は、NX NetMonitorとFireEye NXと連携し、両製品からのインシデントログを一元的に監視できる。FireEye NXは、日立がJP1と連携できる製品を認定する「JP1 Certified」制度で連携製品として登録されている。
日立では、IoTに対応するサイバー、フィジカル両面のセキュリティソリューションを提供しており、システムとしての強じん性に、適応性、即応性、協調性を加えたセキュリティコンセプト「HーARC」を提唱している。今回、NX NetMonitorとFireEye NXの連携ソリューションを提供することで、サイバーセキュリティソリューションのラインアップ強化を図り、より安全・確実なセキュリティ対策の実現を図っていく考え。
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日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/