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中国聯通とテレフォニカ 中国に合弁会社を設立 ビッグデータ関連サービスを提供
2016/01/21 19:07
週刊BCN 2016年01月18日vol.1612掲載
Smart Stepsは、ネットワーク加入者の位置情報などのデータを利用して、特定の人物がいつ・どこで・何をしたのかといった行動分析をすることができる技術。データ収集元の匿名性は確保する。テレフォニカは、数年前に欧州やラテンアメリカ市場で同技術を活用したサービスを商用化しており、一定の実績を挙げている。同技術は、交通やスマートシティ、小売り、観光、公安、金融、不動産など、広域な分野での応用が可能だ。
中国聯通とテレフォニカは、2009年に戦略的協力関係を締結。互いに少数株式を持ち合っており、スマートフォン調達やデータセンター(DC)サービスなどをグローバルで共同展開している。今回の合弁会社設立は戦略提携の一環として、中国のビッグデータ市場を開拓するために行った。
中国信息通信研究院の「中国ビッグデータ発展調査報告(2015年)」によると、14年の中国ビッグデータ市場規模は84億元で、15年は前年比38%増の116億元に拡大の見込み。15年9月には、中国国務院が「ビッグデータの発展を促進する行動綱要」を公表するなど、今後の市場成長が期待される。
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