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SBT、ダイフクのコーポレートウェブサイトを全面リニューアル
2015/12/07 19:07
物流システムの総合メーカーであるダイフクは、37年の創業から“モノを動かす技術(マテリアルハンドリング=マテハン)”に磨きをかけ、常に最先端のソリューションで物流を進化させてきた。同社では近年、海外売上高比率が70%近くまで増加していることにともない、統一したブランドイメージでの情報発信を図るため、コーポレートサイトを全面リニューアルした。リニューアルでは、“世界トップレベルの物流システムを創造する”ダイフクを体現するにあたり、「マルチデバイス対応」「デザインやコンテンツの統一」「運用のしやすさ」を重要ポイントとして推進した。
SBTでは、こうしたダイフクの革新的な取り組みを実現するため、ウェブサイトの構築から運用ガイドラインの策定、運用監視、メンテナンス、運用サポートに至る幅広い分野で、クラウド、セキュリティ、デジタルマーケティングの豊富な実績にもとづき、最適なソリューションを提供した。
具体的には、クラウドからフォントを提供しウェブサイトに表示するウェブフォントサービス「FONTPLUS」を利用することで、印象的・効果的な表現を可能とし、視覚的にもオリジナリティのあるデザインを実現した。また、ウェブサイトのグローバル対応、ガバナンス向上として、Sitecoreでのウェブサイト管理を採用。Sitecoreによって、世界に向けた情報発信基盤として多言語・マルチデバイスに対応し、効率的で統制のとれた管理が可能となった。
さらに、ウェブサイトの更新・管理に際しての運用ガイドラインを策定することで、グローバルに発信するブランドイメージを維持。システム面だけでなく、運用実務の面でもSBTがトータルでサポートしている。
ウェブサイトのインフラには、堅牢なセキュリティを確保し、拡張性のあるプラットフォームを提供するMicrosoft Azureを採用。Microsoft Azureの堅牢性に加えて、SBT子会社のサイバートラストが提供する、通信の暗号化サービスにより、継続的に安全なウェブサイトの運用を実現している。
このほか、SBTが「Microsoft Azureマネージドサービス」をワンストップで提供する。24時間365日の運用監視、バックアップ、サーバー負荷の増加などにもトータルで対応が可能で、将来的なシステム拡張や技術支援も視野に入れている。
今後、ダイフクでは、各国向けのカントリーサイトも順次移行していく予定。さらにアクセス解析や運用改善などを推進し、先進的でみやすいウェブサイトを通じて、世界トップレベルの企業としてブランド価値の向上を目指していく方針。
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