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ナレッジスイート 企業基礎情報を自動収集するクラウドサービス マーケティングオートメーションと連携
2015/12/03 19:07
週刊BCN 2015年11月30日vol.1606掲載
社長兼CEO
さらに近年、マーケティングオートメーション・ツールを使って、マーケティングの効率化、精緻化を実現しようというユーザーが増えている。ただし、マーケティングオートメーションを有効に機能させるためには、企業基礎情報などの各種属性情報を網羅した見込み客リストを整備する必要がある。この作業がネックとなって、マーケティングオートメーションの導入に二の足を踏むユーザーも少なくない。
DRSは、そうした課題に応えるソリューションとして開発された。見込み客のコーポレートサイトをクローリングして情報を収集し、整理したうえで顧客リストに格納するまでを自動で行う。稲葉社長は、「帝国データバンクの情報などは古いこともあるので、情報の鮮度を重視してコーポレートサイトから情報を収集することにした。データマイニングを駆使して、各サイトで登場するキーワードをもとに、国の産業分類に従って属性を整理するといった処理も自動でできるようにしている」と、メリットを説明する。
年間300社への納入を目標としているが、マーケティングオートメーション・ツールのベンダーなどとも連携して、販路の拡大に努める方針だ。(本多和幸)
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