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サイボウズ アジア地域で「kintone」を本格提供 「Cybozu Asia Partnership Program」を制定
2015/11/12 19:07
週刊BCN 2015年11月09日vol.1603掲載
アジアマーケティング責任者
アジア地域の日系企業は、情報システム担当者を抱えていないケースが多い。そこで、新たに制定したCybozu Asia Partnership Programは、「ユーザーのニーズに応えられるように、現地の言語によるサポート、現地での要件定義、現地通貨での決済が可能なITベンダーを対象としている」(鈴木孝充・アジアマーケティング責任者)。現時点で、KDDI、Fernridge Singapore、MATERIAL AUTOMATION(THAILAND)、IVS(インディビジュアルシステムズ)、AQ Business Consulting Indonesia(アジアクエストインドネシア)の5社がプログラムに参加。今後は、アジア地域の各主要都市に1社ずつ、総販売代理店となるパートナーを募集していく方針だ。鈴木・アジアマーケティング責任者は、同プログラムに参加するメリットについて、「アジア地域では、オンプレミス型でのシステム導入が主体となっているケースが多い。パートナーは、クラウドサービスであるkintoneを再販することで、安定的に収益を得られるストックビジネスが手がけられる」と説明する。
また、実際にパートナーがkintone上のシステム構築を支援する際には、中国で蓄積した海外の日系企業向けテンプレートを活用できる。中国では、2年前から100%子会社の才望子信息技術(上海)がkintoneを販売しており、すでに導入実績は200社を超えている。(真鍋武)
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