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PCAなど3社、上海で財務・税務管理に関するセミナーを開催
2015/11/02 19:07
セミナーの冒頭、PCAの水谷社長が挨拶し、世界各国の業務ソフトベンダー・SIerが参加する会計・ERPソフトのグローバル・アライアンス・グループ「ALAE」を紹介した。水谷社長は、「“郷に入れば郷に従え”という言葉があるが、(日系企業も)現地に行けば、現地のモノを使うほうが、コストダウンや税制対応などの面で有利になる。中国には、用友・金蝶という2大会計ソフトがあるので、これを活用するのがいい選択だ」と説明。そのうえで、ALAEによって用友とPCAの会計システムがデータ連携できるようになったことを解説し、「日系企業は、安心して中国に進出して、すぐにビジネスを行うことができる」と述べた。
次に、水野コンサルタンシーホールディングスの水野社長が、日本人の董事・総経理が留意するべき税務・資金活用上の注意点について講演。「日本からの出張に関するビザ・税務上の注意点」「董事・総経理が税務上注意するポイント」「駐在員の税務リスク」「親会社・現地法人間取引の税務リスク」「現地法人の資金管理」「中国から国外への資金移転」について留意点などを解説した。
セミナーでは、用友製品を取り扱う住商信息系統(上海)(SCS上海)の飯田洋一郎総経理が、自社の導入実績を紹介したほか、ANWILLの沈越峰副総経理が、用友ゴールドパートナーの立場から利用時の管理ポイントについて解説。また、PCAグローバルソリューション事業部の島倉啓祐氏が、用友とPCAのデータ連携について、具体的な活用法などを紹介した。
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