ニュース
キヤノンMJ、生命保険会社に向けた営業支援システムの販売を強化、“団体保険”をターゲットに
2015/10/21 19:04
生命保険会社は“個人向け”に個別に販売する保険商材においては、営業支援や顧客管理システムのIT投資に熱心だが、特定の企業/団体顧客との安定的な関係が長らく続いてきた“団体向け”の領域では、「システム化は遅れる傾向にあった」(キヤノンMJ金融SS統括部金融SS第三グループの鹿内昭臣氏)という。
ところが国内生保市場が成熟化するに伴い、“安定市場”とされてきた団体保険を巡るシェア争いが激化。キヤノンMJでは、このタイミングで営業支援システムを集中的に提案することで、ビジネス拡大につなげる方針を打ち出した。主要な生保会社30社のうち、早い段階で10社程度への販売を目指す。
キヤノンMJは、Salesforceの販売に強いベンダーとして有名で、自社の営業スタッフを中心に約6000ユーザーで実際に使っているほか、Salesforceの外販を始めた2008年以降100社余りに納入してきた実績をもつ。団体保険の領域においても、これまで蓄積してきたノウハウを駆使することで顧客ニーズに応えていく方針だ。
- 1
関連記事
キヤノンMJグループ、パブリッククラウド「SOLTAGE」を発売、付加価値サービスを盛り込んで差異化へ
キヤノンS&S、沖縄データセンターを活用した中小企業向けハウジングをスタート
キヤノンMJ、マイナンバー関連商材の販売を本格化、主要グループが連携
キヤノンITS、ウイルス対策ソフト「ESET」とクオリティソフトのIT資産管理ツール「QND」が連携
キヤノンS&S、マイナンバー対応の中小企業向けセキュリティ対策パッケージを発売