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フォースメディア、世界初のThunderbolt 2対応デスクトップタイプNAS

2015/10/19 19:04

 フォースメディア(池田譲治代表取締役)は、10月19日、QNAP社TurboNASシリーズの新機種として、デスクトップタイプNAS「TVS-871T」と拡張エンクロージャ「TX-800P」「TX-500P」を、10月下旬に発売すると発表した。

TVS-871T/TX-800P/TX-500P

 「TVS-871T」は、高速データ通信技術Thunderbolt 2に対応した世界初のNAS。20Gb/sの帯域幅と4Kビデオに対応したThunderbolt 2ポートを二つ備えている。DASと同等の高速アクセスとNASの柔軟な接続性の両方を兼ね備えているため、2台のMacまたはWindowsワークステーションからのアクセスによる並行処理、複数台の「TVS-871T」を使った分散処理、大容量ストレージへの拡張などに対応し、大規模な4K動画編集のワークフローの効率化を実現する。HDMIポートは4Kディスプレイに対応しており、4Kビデオを直接出力して確認作業などを行うことが可能となっている。

 クワッドコアIntel Core i7-4790S 3.2GHzを搭載し、メモリはDDR3 RAMを16GB搭載、Thunderbolt 2ポートを2ポート装備しているのに加え、10ギガビットイーサネット2ポートを備え、ギガビットイーサネットも4ポートを備えている。

 SSDキャッシュにも対応し、ドライブベイにSSDを搭載することで、IOPS性能を大幅に向上する。また、八つのHDD搭載ベイに8TB HDDを搭載することで、最大64TBとなる。Thunderbolt対応の拡張エンクロージャにも対応しており、5ベイまたは8ベイの拡張エンクロージャを最大6台まで増設することで、最大448TBまで拡張することができる。

 従来のTurbo NASがもつ機能をすべて包含。高度なファイルサーバーとして利用できるだけでなく、主要な仮想化ソリューションにも対応している。さらに、「Virtualization Station」により、「TVS-871T」自体を仮想化ホストにすることで、仮想化のアプライアンスサーバーとしての利用が可能。また、標準装備のHDMIポートにディスプレイを接続し、USBポートにキーボードとマウスを接続することで、仮想環境をあたかもデスクトップPCのように使用できるQvPCテクノロジーに対応している。

 なお、同社では、HDDとNASの互換性を保証した「HDD搭載モデル」を機種ごとに用意している。また、導入後の安定した運用をサポートし、安心して利用できるフォースメディア独自のサポートも、オンサイト保守(1年~5年)、先出しセンドバック保守(1年~5年)から選択可能で、24時間365日のサービスにも対応している。
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外部リンク

フォースメディア=http://www.forcemedia.co.jp/

「TVS-871T」

「TX-800P」=https://www.forcemedia.co.jp/qnap/products/expansion-unit/tx-800p

「TX-500P」=https://www.forcemedia.co.jp/qnap/products/expansion-unit/tx-500p