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ロッテ情報通信と現代情報技術 「Cloud Expo Korea 2015」で、戦略提携のシナジー効果をアピール
2015/10/08 19:04
週刊BCN 2015年10月05日vol.1598掲載
今年2月、両社はグローバルIT企業のシスコとクラウド・マネージドサービスの領域で戦略提携を交わした。協業の狙いは、両社のコア事業であるヘルスケアやリテール分野で、シスコのクラウド、IoT技術を融合し、戦略提携による相乗効果を最大に引き出すことで、クラウドサービス市場におけるシェア拡大、グローバル市場への進出、新たなサービスの開拓を図ることだ。今回のイベントでは、マーケティング支援ソリューションやIoTプラットフォーム連動の建物エネルギー管理システム「LEMS(LOTTE Energy Management Service)」など、協業の成果を展示し、注目を集めた。
ロッテ情報通信は、11年に現代情報技術の筆頭株主になった。両社はIBS(Intelligent Building System)やスマートグリッド、FMS(Flexible Manufacturing System)など、時代に合った新規事業の開拓とヘルスケア、SOC(Social Overhead Capital)、金融など、既存事業の基盤を強化し、18年までに、年平均成長率20%、グループ企業以外へのサービス提供比重を43%に拡大する戦略ビジョンを発表した。韓国ソフトウェア産業協会の調査データを用いて、米国のComputer World誌が発表した14年の韓国のソフトウェア関連企業の経営実績ランキングによると、両社の売上高は7174億ウォンと1421億ウォンで、8位と23位につけている。
両社の共同代表理事を務めるMa Yong Deuk氏は、「顧客要望に合わせた独自のサービスを提供し続けてきた。事業のアップグレードを図り続けることで、変貌するクラウド市場を率いていきたい」と語った。(文/鄭麗花)
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