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M-SOLとサイボウズ、Pepper向けの動作設定クラウドサービス
2015/10/01 19:04
ソフトバンクロボティクスと仏アルデバランが共同開発した、感情機能を搭載した人型のパーソナルロボット「Pepper」は、受付業務やセミナー・イベント案内、店頭スタッフといった法人企業の接客業務での活用も期待されている。一方、法人企業では、意図する動作やセリフが必要な場合も多く、「Pepper」への動作要求は、専用のプログラミング・ソフトウェア「Choregraphe」上での開発が必要となる。
今回、「簡単操作であなただけのPepper動作を」をコンセプトに、サイボウズの開発プラットフォーム「kintone」と「Choregraphe」を連携することで、複雑になりがちなロボットの動作開発を効率化し、自由自在に動作設定を行える「Smart at robo for Pepper」を開発した。これにより、法人企業では動作開発の必要がなくなり、セリフを入力フォームに登録し、動作指定アイコンを選択し、胸のディスプレイに表示する動画や画像を指定するだけで、Pepperに意図した動作を指定することが可能となる。
Smart at robo for Pepperでは、時間やセンサなどの区分ごとにPepperのセリフや動作を設定できる。また、頭や両手のセンサや、人検知、属性情報、アンケート結果を「kintone」にリアルタイムに保存し、一覧表示やグラフ表示することも可能となっている。
基本パックの税別価格は、月額3万8000円/台、初期設置サポートが20万円/台。オプションは、個別動作カスタマイズが1動作50万円から、Pepper導入コンサルが100万から150万円、個別アプリコンテンツ作成が300万から500万円。
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