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ネオレックスのタイムレコーダーがグッドデザイン賞
2015/09/30 19:03
同製品は、タイムレコーダー機能や業務ソフトとのデータ連携などの基本機能に加え、出勤時などの毎日の顔写真やグラフで自分の状態を把握したり、ビデオメッセージを社員同士で送ることができる。同賞の審査委員からは、「従来の機器の中核となる機能を見直し、新たな機能の可能性を提示する発想はすばらしい」と評価を受けた。
同社によると、「出勤・退勤時、いつも笑顔という人は少ない」と、長時間労働や人間関係などで職場に楽しみが少なく、自分のしかめっ面に気づいていないケースが多いといった問題意識をもとに、同製品にオリジナルの機能を搭載した。
出退勤時の顔写真撮影やグラフなどで近況を可視化することで、自己管理が促され、「気分が明るくなった」など、心身の健康が改善したとのユーザー評価も受けているという。駒井社長は「出退勤の時刻を記録する機械から、出退勤にみんなが必ず触れるものへと発想を広げた」と、開発の背景を語る。
同社は、03年からクラウド勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」の開発・提供を続け、西武鉄道など従業員1000人以上規模の企業に導入が進むなど、クラウド勤怠管理で国内トップシェア(15年ミック経済研究所調べ)を誇っている。
受賞したタイムレコーダーは、9月30日から10月2日まで東京ビッグサイトで開催の「ITpro Expo 2015」と、10月30日のグッドデザイン賞「グッドエキシビジョン2015(G展)」に出展する。(谷畑 良胤)
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